2012年7月12日木曜日

LAのダウンタウン、地下鉄

2008年7月3日

ダウンタウンのシンボル,シティーセンター。シティーセンターとは市役所のこと。それぞれの市のシンボルとして目立つ建物が多い。

ここ日米文化会館はリトル東京のすぐ近くにある建物で,この4階にARCという留学生をお世話してくださるNPOがある。そこのディレクター野村様には留学前から留学後の様々な相談まで親身になってお世話になった。こういう方を介して留学すると本当に安心だ。

リトル東京、最初はこんな日本紛いな町は好きになれないと思ったが,こちらに長く住んでいると時々この町の空気を吸いに来たくなる。様々な国の人が訪れる。時にはアニメのコスチュームを着た人たちが歩いている。


地下鉄の入り口。雨の少ないカリフォルニアならではのオープンな入り口。オープンなのは入り口だけではない。改札に人がいない。切符を買っても自動改札口ではないので何のチェックもない。ということは切符を買わなくても入れる?答えはイエス。いろいろなブログには時々警察官がチェックしにくると書いてあるが、今まで私たちが警察官にチェックを受けたのは、アカデミー賞授賞式のHOLLYWOODとROSE BOWLのときのPASADENA2回だけだ。しかし,どこかにこんなことが書いてあった。もしあなたが市民(人間?)としての誇りを持っているなら切符を買うべきであると。これは素晴らしい試みだと思う。確かに切符を買わなくても地下鉄に乗れるかもしれない。しかし、経費不足で運転回数が少なくなったり廃止になって困るのは市民(自分たち)自身だ。多少の無賃乗車に目をつぶってでもこのまま運営するのか、高額な機械導入と人件費を払って確実に料金を徴収するのか,どちらが安上がりだろうか。私には分からない。でもぜひこのまま続けて欲しい。そして人間として誇りを持ってたとえチェックがなくてもきちんと料金を払う人々が多いことを願う。感動した。

LAの地下鉄。きれいである。様々なブログや旅行雑誌には危険なので一人では乗るな、とか夜間はとても危険である,と書いてある。確かに女性一人では危険かなぁ、と思うことはあるが、私は今までに危険を感じたことはない。それどころか、地下鉄の無料駐車場に車を置いて、夜7時くらいまでなら地下鉄を利用してLAを楽しんでいる。一人1日券5ドル(確かではありません。すいません)でLAを歩けるので便利だ。もちろん酔っぱらいに絡まれそうになったこともあるが,それは日本でも同じ。日本の酔っぱらいの方がしつこくてたちが悪い。こちらの酔っぱらいは風体も怪しく外国人(日本人にとって)なので恐ろしく感じるかもしれないが、ほとんどは弱い人たちだ。悪意を持って襲う人たちは地下鉄の中より人通りのない場所だと思う。
私は池袋で働いていたので、周りからは危険な場所と言われるところで長い時間を過ごしていた。もちろん様々な事件はあった。しかしほとんどはどんなに近くても自分とは関係なかったし,そこに住んでいる人たちは本当にいい人ばかりだった。要は自分が毅然とした態度で他の人に隙をつくらないように行動することだ。だから私はダウンタウンに出かけること,地下鉄を利用することに何も心配していない。

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