2012年9月14日金曜日

Sedona で時間とり過ぎ!

2009年12月29日

午前中Sedona をゆっくり見て、お店に寄って、と考えていたのだが、私が道を間違えて、エアポートへ行く手前の駐車場に車を止め、エアポートまでは歩きだろう、などとトレイルを歩き出してしまった。まあ景色が良かったせいもあるけど、結局2時間かけてエアポートを1周し、エアポートにはちょっとだけ寄ってお店には寄らず、Flagstaff に向けて出発!まあ家内の機嫌悪いこと悪いこと。でもね、今日中にNew Mexico州のAlbuquerque まで行かなければならないのだから。ごめんね。
今日もまたお目にかかれましたね。Cathedral Rock 様。しかし、なんで日本人は人だけでなく動物や有名な建物などなどに様をつけるんだろうねぇ。えっ、単なる私のミステイク?だったらごめんなさい。でもね、日本人は擬人化することが好きなんだよね。違う?


 左が間違ってしまったトレイル。結構アップダウンのあるトレイルで、しっかり2時間歩いてしまった。でも家内も私も山歩きは好きだから、しかもゆっくりSedona を堪能しながら歩いたので満足。右の写真はCoffee Pot Rock だって。そういわれればそう見えるね。

トレイルから眺めたSedona の町。岩も屋根瓦も赤茶色に統一されているみたいで、とてもしっくりと自然に馴染んでいる。
最初に行く予定だったエアポート。結局車で行けたんだよね。ショックだった。でも面白い。エアポートの向こうに赤い岩が見えるけれど、まるですぐとなりに立っているみたいに見えるが、谷を隔てた向こうにあるんだ。


Sedona パワーをもらい、新たな出発を。

2009年12月28日

3時過ぎだが天気が悪く、暗い。I-17 をFlagstaff の方へ進むとやがてAZ-260 と交差する。そこを左に曲がってCottonwood の街へ。そこが今日の宿泊地。チェックインを済ませて早速Sedona へ出かける。AZ-89AをSedona に向かって走る。Red Rock Loop を右に曲がっていくと、見えた。Cathedral Rock だ。


 圧倒的なパワーにちょっとたじろいでしまった私だが、正面からしっかりとそのパワーを受け止めたいと思った。

多少頼りない標識と勘を頼りにさらに進むと、やっとAZ-89Aに出た。そこから市街地を通って、Hwy179 を右に曲がる。しばらく行くとChapel Rd が交差するので左折し、Chapel of the Holy Cross に向かう。この教会は駐車場が少ないので少々並んだが、もう夕方ということもあり、案内の人が指示してくれて何とか車を止めることができた。シャペルからの眺めは素晴らしく、Cathedral Rock, Bell Rock, Courthouse Rock などが一望できる。ところで、Cathedral Rock を望む方
向に大きな邸宅が見える。エッ、天体望遠鏡のドーム?どなたのご邸宅でしょうか?





この写真は翌日のエアポートを一周するトレイルから撮った教会。ちょっと見にくいので、教会のところだけ明るくしてみた。結構高い場所に建てたのだなぁと思う。

下の写真はBell Rock のすぐそばにある駐車場から撮ったものと、エアポートのトレイルから撮ったBell Rock とCourthouse Rock が二つ並んだ写真。なかなか存在感があって頼もしく思えた。今回立ち寄ってとてもよかったと思う。明日はさらにSedona を満喫したいと思っている。



2012年9月13日木曜日

地元の人に人気のドライブ・イン Rock Springs Cafe

2009年12月28日

Papago Park でゆっくりしすぎた私たちは今日の宿泊地Sedona に向けて昼頃出発した。Sedona の近くで昼食と考えていたがちょっと歩きすぎてお腹がすいてきた。ちょうど途中のドライブインの看板が見えたのでフリーウェイを降りることにする。観光地でもない全く無名のドライブイン、さぞかし人も少ないだろうと思っていたが、どうしてどうしてなかなかお客が多くて席につくまで10分くらい待たされた。それはいいのだが、周りに家もショッピング街もないただのレストランなのになんでこんなに人が多いのだろうと思った。しかしよく見ると皆四角い箱を持って帰っている。うん?どうやらこの店はパイで人気のあるお店らしい。ジモッティ(地元の人)の中に入って食事、ちょっと緊張したが、すぐ慣れた。やっぱり1年以上アメリカで生活した成果か?
ここがそのレストラン、Rock Springs Cafe だ。そういえば正面にPies と書いてある。それにしてもアメリカ人はパイが好きだと思う。何かにつけてよくパイを食べる。特にアップルパイを。


テーブルにさりげなくおかれた骨董品、これは電話機?見たこともない。しかし周りを見ると、いろいろなところに骨董品hがおかれている。骨董品も好きだよね、アメリカ人は。よく週末、ファーマーズマーケットと並んで骨董品のマーケットが開かれ、結構盛況だ。


レストランの中を隠し撮り。食事中にフラッシュライトを光らせたら、みんな嫌がるものね。顔も分からないように、というよりただのピンぼけだけれど。もう2時近かったのに空いているテーブルはなかった。





Papago Park 砂漠植物園 Phoenix

2009年12月28日

今日はセドナまでの短い距離の移動なので、比較的ゆっくりと行動できる。パンフレットで見た穴のあいた岩が特徴のPapago Park へ行ってみることにした。
駐車場の案内板に沿って車を止めたら、そこはなんとDesert Botanical Garden の駐車場だった。Desert? 砂漠?Botanical Garden? 植物園?砂漠植物園?何それ?ということで、散歩の予定が急遽植物園見学になった。

植物園の向こうに私たちが見に行く予定だったPapago Park の岩山が見える。一つではなく、何カ所にもあって、少しずつ形が違う。当たり前か。

それにしても大きい立派なサボテンからかわいらしい小さなサボテンまで、実にいろいろな種類があるものだと感心させられた。








この植物園には砂漠に生きる様々な植物の他に原住民達の住居なども復元されていて、興味深い。

ここの植物園もそうだが、アメリカでは博物館や植物園、様々な公共施設でシニアの人たちがボランティアでガイドをしている。
リタイアメントされた後も人様の役に立つ仕事があるというのは何と生き甲斐のある老後だろうか。
日本でも最近シニアのガイドが増えてきているが、とてもいいことだと思う。これからも益々活躍してほしいと願って植物園を後にした。

2012年9月12日水曜日

ローハイド、Rawhide 覚えていますか?Phoenix

2009年12月27日

語学学校もクリスマス休暇なので、思いきって遠出することにした。アリゾナ州、ニューメキシコ州、テキサス州El Pasoまで行くことにした。かなりの長距離ドライブだが、こんな経験二度とないかもしれない。思いきって朝5時に出発した。

I-10 をひたすら走ってArizona 州 Phoenix までが今日の行程。途中Palm Spring を通る。昔 Troy Donahueの"Live Young" を聞いてぜひパームスプリングという街へ行ってみたいと思っていた。なぜ?だってこの曲日本語の題名が「恋のパームスプリング」っていうんだもの。もっとも時間がないのでさっさと通過してしまったが。

午後3時過ぎにPhoenix に到着。疲れた。でもこの日のうちに行ってみたいところがある。実はこの町にローハイドという名のウェスタン村があるという。ぜひ行ってみたい。ところが日本のガイドにある住所には影形もなく、何とか調べてかなり街から南、I-10 と CA202 の交差付近にあることが分かった。Rawhide Steakhouse で探すと見つかる。


 皆さんはご存知だろうか。まだ白黒のテレビだった時代。西部テキサス州の牧場の牛を集めて、東へ向かう列車のあるミズーリ州セタリアの街まで何千頭という牛を引き連れて旅をするカウボーイ達の物語、その題名が"Rawhide"(ローハイド) だ。私は毎週ワクワクして見ていた。
隊長はフェイバーさん。渋くてかっこ良かった。副隊長ロディ役が後にビッグスターになったクリント・イーストウッド。彼もまだ売り止し中だったんだろうなぁ。でも私が一番好きだったのはひげのじいさん、ウィッシュボーン。話が止まらなくなる。

入り口付近でいきなりカウボーイとのツウショットが上の写真だもの。やるよね。女の人はだいたいみんなあのポーズだったと思う。でもいい記念だよね。

駅馬車もなかなかかっこいい。確か英語ではa stagecoach っていうんだよね。左の荷馬車はa cart とかa wagon っていうんだ。上に幌のついたほろ馬車はa covered wagon だってさ。
もう夕方、大分西部劇の雰囲気になってきた。やっぱり西部劇は夕方だよ。でもそうか、さっきのクリント・イーストウッドではないけれど、夕陽のガンマン、憧れたなぁ。銃の早撃ちも男の子達がよくやっていたよ。私はあまり早くなかったが。このウェスタン村のいいところはガンマンやカウボーイに扮した人が、ゲストと一緒に村を動き回っていて、自分たちも何か西部劇の舞台に一緒にいるみたいだ。
そしてお決まり、ガンマンショー。空砲とはいえ本物の銃を使うし、アクションも結構迫力があった。結構楽しめたRawhide 村、私のおすすめスポットの一つだ。







2012年9月11日火曜日

Los Angeles Zoo ロサンゼルスの動物園

2009年10月10日

ここカリフォルニアではSan Diego Zoo が有名だが、Los Angeles にももちろん動物園はあって、グリフィス天文台 Griffith Observatory のある丘陵 Griffith Parkの一部に位置している。上野動物園のようにフラットではないので山坂の上り下りが大変だし、入園料も結構高い。しかし子どもは動物が好きである。結構賑わっている。この日、残念ながらうちの孫たちが大好きな象を見ることができなかった。当分宿舎改築で見れないらしい、残念!











初めての学校見学

2009年9月28日

家の大家さんが校長をしている日本語の小学校を見学させてもらった。主に教師の指導に対しての意見を求められた。

とはいっても別に日本の文部科学省の指定を受けているわけではなし、教員免許があれば経験を問われない先生方もおり、下手におこらせてやめられても困るので、そこはやんわりと意見を述べさせてもらった。
子どもたちも普段はアメリカの学校へ通学し、土曜日だけ通ってくる。アメリカの学校の宿題も大変なのに、土曜日しかない日本語のクラスの勉強もする、なかなかできないことだと思う。それだけでも子どもたちにも先生方にも感謝である。

だが、一方で、いかに短い時間で多くのことを学ばせるか、その工夫が大変である。実際に私はこういう学校で教鞭をとったわけではないので偉そうなことはいえないが、しかし学習には基礎・基本がある。例えば漢字の部首や書き順もマスターすれば理解が早い。日本の英語が試験に通るためのカリキュラムだとすれば、アメリカの日本語もそうだ。いかに早く効率的に日本語を話し、読めるようになるか、またはなせるようになるかが優先される。それはある程度仕方のないことだが、漢字の部首の意味や書き順を理解していれば後々の理解が早いのだ。例えは悪いが英語でPhonics を勉強させれば、大きくなって発音とスペルが関連づけて理解されるようなものだと思う。

先生方に欠けているのは教え方ではなくて学級経営だと思った。教室に一旦入ったらもうそこは別世界、日本語を使って楽しい学習をする、そんな設定や話し方、話題作りが大事だ。日本の指導要領を教えなければならない、でも時間がない?先生方はまじめすぎる。子どもの能力を理解していない。教えなくても気づくことはたくさんあるのだ。しかも内容は英語で学習することも多いはずだ。勉強は教えてもらうものではなく、気づくよう誘導されることが大事だと思う。100教えられて90忘れるより、自分で気づいたり推理して身につけたことは例え15でも忘れることはない。しかも他のことを類推したり簡単に調べる能力も身に付くのだ。そこが日本の教育の素晴らしいところで、どんなに東南アジアの子どもたちが英才教育を受けて一部の人間が優秀でも、日本の子どもたちの方が教育や文化を受け入れる全体のレベルが高いので、将来的に希望が持てるのだ。

具体的ではないが、ここでは個人情報や他への影響を考え一般的なことを二つだけ述べる。教育は未来に生きる子どもたちを育てるので、「未来を作る仕事」だと認識してもらいたい。だからこそ教育の責任は重いし誇りある仕事なのである。もう一つは評価である。評価は人のランク付けやテストの出来不出来を判断するものではない。評価とは人を育てるために行うものである。子どもの目標に対し、教師が客観的に評価し、次の学習にどう生かすか、目標自体の善し悪しから次のステップへのアドバイスまで評価を通して行うことである。上司が部下に対して行う評価も同じだと思う。部下を育てることが上司の仕事である。だから勤務評定を行う。優秀な子どもをたくさん育てられる指導者がいい先生なのであり、優秀な部下をたくさん育てられる上司が、いいボスなのである。