2012年8月21日火曜日

Norton Simon Museum in Pasadena

2009年5月24日

バーベキューパーティをさよならして帰ろうと思ったが、まだ2時半過ぎ。それなら近くの博物館か美術館に行くことにして地図で探した。近くにPasadena があり、確かNorton Simon Museum があったはず、すぐ行こう、ということで出かけた。Old pasadena のすぐ近くなのに駐車場が無料。入館料も高くない。しかも美術館はフリーウェイに囲まれているにもかかわらず、大きな木立に囲まれていることもあって、とても静かだ。
 この美術館はアメリカ人実業家、Norton Simon の個人的なコレクションを基にして開設されたそうだ。(Wikipedia参照)
日本人の大好きな印象派の画家たちの作品が並ぶ人もなくゆっくりと鑑賞できるのもありがたい。マネ、モネ、ルノアール、ゴッホ、セザンヌ、ロートレックなど錚錚たる作品がまるで無造作に展示されているように飾られているのだ。日本なら長蛇の列になること間違いない。しかも、フラッシュをたかなければ撮影してもいいらしい。そんなバカな。でもみんな真剣に学ぼうという人たちが自分たちのお手本に撮影していくのだろう。絵画、彫刻が急に身近なものに思えてきた。



ここの美術館のもう一つの特徴は、南アジア、東南アジアの作品を数多く持っていることだ。今まで日本の仏像などを見てきた私にとってものすごくショックだった。日本の仏像は実に洗練されて整った美しさだが、こちらに展示されている仏像たちは躍動感にあふれ、時に思わず引き込まれてしまう魅力のある、実に素晴らしい芸術作品だ。静と動、時間が足りない。また来よう。

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